一人暮らしの夏の暑さ対策

スポンサードリンク
 





一人暮らしの部屋、とくにワンルームや1Kの部屋は
すぐ外を建物の壁に囲まれているため、
外からの熱に影響されやすい造りになっています。
また、狭くて風通しがあまり良くないことも多いので、
ついついエアコンに頼ってしまいがちです。

ですが、電気代が気になったり、
部屋が狭い分冷えすぎてうまく調節できなかったり、
備え付けのエアコンが古くてなんとなく使いたくなかったり・・・
できればエアコンなしで夏を乗り切りたい!
と考える人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、一人暮らし向けの
電気を使わない暑さ対策についてご紹介します。

エアコンなしで一人暮らしの暑さ対策 明日からすぐできること

■日中はカーテンを閉めておく
まずは、室温をできるだけ上げないようにすることです。
カーテンを閉めて日光が入り込まないようにすることで、
カーテンを開けたままの場合よりも室温の上昇をおさえることができます。

日中も家にいる場合は薄暗くなってしまいますが、
外出するのであればカーテンを閉めて少しでも暑さを和らげましょう。

この時、遮光カーテンだとより温度の上昇を少なくすることが期待できます。

■帰宅したらまず換気をする
家に帰ってきたら、まずは窓を開けて
部屋にこもった熱い空気を追い出しましょう。
窓を(ドアでもOK)2か所開けられるようであれば開けましょう。

部屋の対角線上であるのが望ましいですが、
とにかく空気の通り道をつくることが室温を下げる近道です。

エアコンなしで一人暮らしの暑さ対策 インテリア・エクステリア

■すだれやよしずを使う
日本では昔から使われてきた暑さ対策です。
すだれは軒下にぶら下げて、
よしずは窓を覆うように立てかけて使います。
最近では緑のカーテンも流行っていますが、
一人暮らしで用意するには難しいものです。

すだれならばホームセンター等で安く手に入り、
また100円ショップでも売っていますので、
簡単に手に入れることができます。

すだれを使う場合は、
同じくホームセンターや100円ショップで扱われているすだれ掛けフックを使う、
突っ張り棒を渡してフックで下げる、
カーテンを外してカーテンレールに取り付ける、
などの方法があります。

スポンサードリンク

基本的に部屋の中より外に設置した方が効果が高くなりますが、
部屋の造りによってフックが使えなかったり、
突っ張り棒が使えなかったりする場合があります。

自分の部屋の窓の構造をよく確認してから購入してください。

また、すだれよりもよしずの方が涼しいと一般的には言われていますが、
よしずは窓の高さよりも2~3割長いものが必要になります。

一人暮らしの場合は残念ながら、
収納場所・設置場所どちらを考えても不向きであることが多いです。
ですが、この点をクリアできるのであれば
よしずの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

よしずを使う場合は、じょうろや霧吹きで濡らしてやると
打ち水のような効果でさらに室温を下げることができます。
(※お隣や階下に迷惑がかからないようにご注意を)

よしずはさすがに100ショップでは見たことがありませんが、
ホームセンターで購入できます。

■敷物やシーツを考える
敷物つまりカーペットですが、
こちらもイグサや竹でできたものが通気性も良くおすすめです。

また、夏場の寝具といえばタオル地のパットをよく見かけますが、
肌触りが苦手でなければ麻のシーツに変えると、
肌にまとわりつく感覚がなく快適です。

布団を敷いていて湿気や熱気が気になる場合は、
すのこを置いてその上に布団を敷くことで軽減されます。

エアコンなしで一人暮らしの暑さ対策 身に着けるもの

■保冷剤、氷枕
暑い時に冷えピタを貼る人もいますが、
保冷剤の方が繰り返し使えるので経済的です。

タオルに包んだ保冷剤を首の付け根や
脇、足の裏などに当てて涼をとりましょう。
保冷剤では冷たすぎる場合は、
濡らしたタオルを冷蔵庫で冷やしたものが良いでしょう。

また、寝苦しい時には氷枕(アイスノン)が便利です。

■とにかく濡らす、または何もつけない
一人暮らしだからこそできるワザですが、
・濡らしたTシャツを着る
・裸族になる
といった声もあります。
誰でも抵抗なくできる暑さ対策ではありませんが、ご参考までに。

おわりに

電気を使わずにできる暑さ対策をご紹介しましたが、
我慢をしすぎて体調を崩しては仕方がありません。

屋内での熱中症も少なくありませんので、
水分補給には気をつけて、
時にはエアコンを上手に使いながら暑い夏を乗り切りましょう。

タイトルとURLをコピーしました