手足口病に大人がかかって高熱と口内炎で大変だった時の症状と経過

スポンサードリンク
 





夏になると耳にする手足口病。
子どもの間で流行することが多いですが、
大人がかかると症状が重くなりがちだと言われています。

この記事では、私が20代後半の頃に
手足口病と診断された時の経験談を書いていきます。

結論から言うと、手足口病にかかった時の症状は下のような感じでした。
高熱(高い時で39℃超えました)が1日半ほど続く。

手に発疹ができる。
一日をかけて発疹が増え、足や顔にもできる。
指のピリピリ感、喉の痛みが出る。

指のピリピリと喉の痛みが数日間続く。

治る

以下からは時系列に沿ってくわしく書いていくので、
お急ぎの方は目次で読みたい所へ飛んでください。

大人が手足口病になった時の初期症状は高熱だった

8月某日、突然熱が出ました。
咳や鼻水など他の症状はないものの、熱は38.0℃台後半。寒気もします。

「インフルエンザかも知れない。」
最初に思ったのはそれでした。
季節を考えると珍しいとはいえ、ここまでの高熱となると疑わざるを得ません。

その日は休日でしたが、もしインフルエンザなら会社に連絡する必要があるので、
診断を受けるため休日診療へ向かいます。

私はバスで行きましたが、
連れて行ってくれる人がいるなら迷わず頼みましょうね。
あるいはケチらずタクシーを使いましょう。
徒歩5分のスーパーへの買い出しすら挫折する体調だったので、
自力で行くのは危ないです。運転なんてもってのほかです。

病院へ向かう最中もとにかく寒い。
真夏の昼間、炎天下を歩いているのに汗ひとつ出ないどころか、寒い。
ちょっと命の危険を感じました(笑)

病院では、やはりインフルエンザの検査をしましょうと言うことで、
隔離されつつ処置を受けます。
※余裕があれば、インフルエンザ等の疑いがある時は
あらかじめ病院に連絡した方がいいです。
別室を用意してもらう、待合室ではなく車で待機するなど対応を教えてもらえます。

結果はインフルエンザ陰性。
夏風邪のひどいものでしょう、とのことで
発汗を促す漢方薬と解熱剤を処方されました。

どうにか帰宅するも、暑い中を移動したためか体温は39.0℃超え。
人生最高記録を更新しました。

とにかく胃に何か入れ、さっそく薬を服用します。
すると、なんということでしょう。
さっきまで1ミリも出てこなかった汗が一気に出てきました。

ニンゲンに戻った気がして、正直感動した。
いがくのちからって、すげー!

とは言え、薬で熱を下げているだけなので、
身体が少しでも楽なうちに買い出しを済ませたら、あとは寝ます。
ひたすら寝ます。
翌日の夜にはどうにか微熱程度まで熱が下がり、
明日の仕事にも行けそうです。

手足口病に大人がかかった時の発疹と口内炎の経過

そして1日半寝込んだ翌朝。
熱は平熱に戻っていましたが、指にポツリと赤い発疹ができていました。
水ぶくれではなく、1ミリほどの小さな点が人差し指に1つだけありました。
かゆみは少ーしだけ。あるようなないような?程度です。
この時は、「汗だくになりながらずっと寝ていたのでかぶれたかな?」
と気に留めませんでした。

スポンサードリンク

その日のお昼。
ふと気付くと指の発疹が増えていました。
朝は片手の人差し指だけだったのですが、
両手の指を中心に手の甲側にも手のひら側にも
赤い斑点がポツポツできていました。

触ってみると、発疹がというよりも指全体がピリピリします。
足がしびれた時のようなピリピリではなく、
皮膚の表面部分がピリピリする感じです。

ここで悟ります。
「これ、手足口病というやつでは…?」

普段通り仕事を続けるものの、夕方には足にも発疹ができ、
喉の痛みも出てきたので夜間診療へ。

案の定、手足口病の診断を受けました。
この頃には喉の痛みがかなりひどく、
とにかく早く治したいので薬をお願いしたかったのですが…

「手足口病の薬」というものはないため、症状への対処しかできないとのこと。

お医者さんからは、出せるとしたら痛み止めですと言われ、
ロキソニンを処方してもらいました。

手足口病に大人がかかった時の発疹と口内炎のピークと期間

この、喉の痛みが出てからの数日間が本当に辛かった。
私の場合は口内炎はできなかったのですが、
とにかくずっと喉が痛い。

風邪であれば、飲み込む時に痛いということはありますが、
逆に言えば飲み込む時以外は多少痛みがやわらぎます。
また、マスクをするなど加湿で楽になります。

が、手足口病の喉の痛みは喉を潤しても引きませんでした。
ずっと痛いし、飲み込む時はもっと痛い!

個人的には、
「つばを飲み込むことさえ辛いレベルの風邪の喉の痛み」
よりも、手足口病の方が痛かったです。

身体は元気なので、仕事は普通にしていたから
余計に辛く感じたという説もありますが。

痛み止めの効果が切れるたびに心が折れそうになっていました…笑

もちろん、食事なんてまともに出来たものじゃないです。
きちんと味のついたものは敵です。

この数日間は、
・おにぎりやおかゆ(炭水化物)
・栄養ドリンク(ビタミン)
・プリン、茶わん蒸し(タンパク質…というかたまご!)
・バニラアイス(カロリーと気持ちばかりのたまご分)
などをどうにか飲み込んでしのいでいました。

職場におかゆは持っていけないので、
お昼は頑張っておにぎりを食べていました。

栄養ドリンクは飲む時に激痛なのですが、
真夏に栄養を摂らないのは余計にまずいと思ったので、
喉へのアタック回数(笑)が極力少ないものを!と考えてのことでした。

喉の痛みも、手足と顔の発疹も
2~3日をかけて快方へと向かいました。
発疹が治ればすっかり元通りです。

強いて言うなら、
喉の痛み+食事があまり取れなかったことで
体力は結構落ちていましたが…。

大人の手足口病は症状が重症化しやすく、
人によっては足に痛みが出て歩けないほどだと聞きます。

幸い私の場合、手足はピリピリする程度で
痛みはほとんどありませんでしたが、
喉の痛みだけでも十分しんどかったです。

正直もう二度とかかりたくない!

まとめ

大人が手足口病にかかった時の経過を時系列順に書いてみました。

ちなみに、
「手足口病って子供がかかるものじゃないの!?」
ということを何人もの人から言われます、覚悟してください(笑)

手足口病で爪が剥がれる!?という話は、
別の記事でしていきますね。

タイトルとURLをコピーしました